リバースエンジニアリング×三次元測定機でバケットを製作!
今回は、キーエンス製ワイドエリア3次元測定機 を活用し、リバースエンジニアリングでバケットを再製作した事例をご紹介します!
1. ご依頼内容
お客様から「現在使っているバケットを新しく作りたい」とのご相談をいただきました。
今回は試験的に、使用されていた製品を測定しましたが、実際の製作では新品の同型品を測定し、正確な寸法を取得します。

2.測定機で精密スキャン
まずは現物の寸法を正確に把握するため、ワイドエリア3次元測定機 でスキャンを行いました。
大きな製品でも、広範囲かつ高精度に寸法を取得できるのが、この測定機の強みです。


3.設計から製作へ
取得した測定データをもとにCADで図面を作成。
お客様の使用環境に合わせて細部を確認し、HARDOX鋼材で耐摩耗性を高めた設計としています。

4.完成
設計データをもとに製作されたバケットは、強度・耐久性ともに高い仕上がりになりました。
お客様の使用条件に合わせた精密な製作ができるのも、リバースエンジニアリング+最新設備 の組み合わせならではです。
また、HARDOX鋼材を使うことで、耐摩耗性が高く、長期間安心してご使用いただけます。

今回の事例では、3次元測定機による正確な寸法取得 と 高耐久材HARDOXの加工技術 を組み合わせ、
お客様の設備をスムーズに復旧することができました。
弊社では、寸法測定から設計、製作までワンストップで対応可能です。
「現物はあるけれど図面がない」「同じ部品を作りたい」という場合も、ぜひご相談ください!
